あわび「三橋たんとFACK!」

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710真夜中の会合 ◆UHMji.H51Q
※勝手な設定多々有り


今夜もこの時間になった。
夜中の二時。よく言う丑三つ時。
オレはあいつに会う為に今日も夜更かしをしている。

「く、草木も眠る 丑三つ時だ、よー」
「丑みは、こんばんわ」
「こ、こ、こんばん、わー」
月明かりに照らされた部屋の中、いつものお約束の台詞と甘い香りと共に、丑みはは闇からすっと出てきた。
いつも思うけど、こいつってどこから出てくるんだろう。

丑みはとの出会いはほんの偶然だった。
日頃サラリーマンをしているオレは、いつも一時にはベッドの中でぐっすり眠っている。
その日はたまたま夜中に便所に行こうと思いベッドから起き上がろうとしたんだ。
『く、草木も眠る 丑三つ時だ、よー』
あの時もやっぱりこの台詞で、あいつは音もなく現れた。

霊感の強いオレは今までに何度か霊というものに遭遇していた。
慣れたもので、そういうものに遭遇しても華麗にスルーしていたんだが、丑みは相手にはそれも出来なかった。
いや、いつも追っている三橋穴スレのAAが目の前に現れたら、誰でもスルー出来ないだろ。
と言っても、その日は驚きで固まってしまい会話も何も出来なかったんだが。
おかげでしっこちびりそうになった。
正直どう便所に行ったのかさえ覚えていない。それくらい衝撃的だった。
それが二日前。