阿部「貴方と違って自分を客観的に見れるんです」

>>463
書いてみた

黒の革のジャケットを身に纏いオレは夜の街に繰り出した
街頭の巨大スクリーンに映し出される甲子園決勝の様子にサングラス越しに目を細めた
懐からタバコを取り出す
懐かしい眩しい世界
オレがいる場所はもう違う
オレはあの明るい世界を捨てたんだ

ペニス１２２
それがオレのコードネーム
渡り歩き仕留めた男達の数を揶揄された名前

久し振りの仕事だった
もう戻る事はないと思っていた
オレが動いたのは馴染みのクライアントたっての願いだったから

指定された店に入る
息を飲み呆然と立ち尽くした
依頼人はかつてのオレのパートナー
阿部くんだった…