リュウ「レンレン、エロ本Getしたんで後で見ます?」

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918fusianasan
空も白んできたころ、俺はハッと目が覚めた。
横を向くとふさふさの茶色の髪の毛が布団からはみ出ていた。
なんだこれは。
寝ぼけていた頭が覚醒した。
俺以外の誰かが隣で寝ている。泥棒だろうか。昨日きちんと鍵はかけたはずだ。
恐怖と緊張で俺は動けなかった。その時、その茶髪の持主がもぞもぞと身じろぎをした。
瞬間、俺は身構えた。殺されるのだろうか。
しかしそいつは俺の腕にすがりついて鼻と思しき部分をこすりつけ、んんと唸ると、
良い場所を見つけたのか再び寝息を立て始めた。
なんだこれは。
一気に緊張感が抜けた俺は布団をめくった。
そこにいたのは三橋だった。夢か。いやこれは現実だ。
天使だ。天使が降臨なさった!
三橋はなおも俺の腕にすがりつき、くうくうと寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ている。
起こさないようにそっと布団をかけ直し、俺は三橋を抱きしめながら再び眠りにつくのだった。


という妄想をしている。