三橋「ミルクセーキおいしい、ねっ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
263fusianasan
うん、そうだね、と三橋は悲しそうな顔で言った。
そんな顔するなよ三橋、俺だって辛いんだよ。
いまこの時も三橋のそばから離れたくないというのに、現実はこうも過酷だ。
いまにも泣きそうに顔を歪ませながら、それでも三橋は泣くまいと必死で笑顔を作っている。
そしてこれから、きっと泣くんだろう。俺のいないところで。独りで。
させない。 そんなことはさせたくない。
三橋、泣くな。うそでもいいから笑ってくれ。俺はお前の笑顔が一番好きなんだ。