DAIG○「三橋のお尻に超感謝」

このエントリーをはてなブックマークに追加
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1223226401/429,901,920-921  おやすみはし。
ブルジョアジーオーラに気圧されて、固まる庶民派の俺に阿部さんから声が掛けられる。
「ああ、ちょうど良い所に。なあレンをレンタルって出来ないの?」
へ?予想外の事を言われて、言葉に詰まる。
「えっと、うちは工房でして、愛玩人のレンタルはやってないんですが……」
驕慢な笑みを浮かべたまま佇む阿部さんに俺の語尾は小さくなる。
「えっと、あー親方、いえ、店主に訊いて参ります」
「よろしく頼むよ」
鷹揚に阿部さんが頷く。ちらりとシュンさんへ助けを求めるように見るが、にこやかな笑顔を返されてしまった。
俺はトボトボと奥の仕事場に篭る親方の元に行った。
「レンタルでレン足るか」
ポロっと出た親父ギャグの余りのつまらなさに周りに誰もいなかったか、視線を巡らす。いた。
半開きの便所の扉の奥からレンが全裸でこっちを凝視していた。俺の親父ギャグが親父ギャグと認識できなかったらしい。
「すずきっ」
ポテポテと便所スリッパで出てきたので、脱いでくるように言った。慌てて俺の後ろに付いてくる。
「どうした?」
「いいから服着て、阿部さんの相手をしてろ」
こくりと頷いて、白い尻を晒しながら足音高く去っていくレンを見て俺は一瞬でも困った自分が馬鹿馬鹿しくなった。

「で、そいつは金持ちなのか?」
「いえっさー。付き添いの筈の弟の方はマリアの予約入れてくれてますです」
親方はフムフムとしたり顔になった。
「うちには家訓がある」
「多分知ってます」
「うむ。長い物には巻かれろ。金が通れば道理が引っ込む。お客様は神様です」
「やっぱり知ってました」
「で、そいつは絶倫か?」
「いえっさー。つーか試用時間では足りないから延長申し込まれたのなんか初めてですぜ。
つーか、レンがノーマルなセックスであそこまでグダグダになるのなんか始めてですぜ」
「そーか」
「そーです。それに、弟のほうもかなり凄いですね。マリアとしっかりヤってきたのに、チヨとルリもしっかりヤられてますし」
「他に兄弟いんのか?」