三橋「わー900だー」

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439これからむかえにいくよ
900スレ記念に書きかけ投下
※捏造注意
※適当注意

隣から漏れる物音に溜息を吐く。
三橋の悲鳴も、哀願も、喘ぎ声も

俺はもう慣れたぜ

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田島は推薦で都内の大学に進学した。
今年も神宮優勝を目指して練習に励んでいるらしい。
俺は都内の大学に一般受験で入った。
野球はサークルに入って続けている。
甲子園優勝を目指した頃と必死さも練習量も比べものにならないが、
高校で野球の楽しさを味わってしまった俺は野球から離れる事ができず、
それなりに楽しくやっている。
三橋は一浪して都内の大学に入学した。
爺さんに群馬に戻るように言われたらしいが、レベルの高い大学に進学する事を条件にそれを拒否したらしい。
三橋は野球をやめた。
そして三橋は今俺の隣に住んでいる。

+++

扉の閉まる音が聞こえて、俺はベッドから体を起こした。
スニーカーをつっかけ玄関を出る。
三橋の部屋のドアをノックする。
応えはない。
ドアノブを回すと鍵はしまっていなかった。
俺の部屋の間取と同じ玄関から伸びる廊下の先、リビングのフローリングの床の上、三橋は裸で横たわっていた。