一旦力尽きたものの、若さというものは素晴らしい。
みるみるうちに復活したオレのちんこは、たどたどしい三橋の手つきに興奮する。
第一、三橋がオレのちんこを握っているというだけで体中の血液がちんこに集中してしまいそうだ。
勃起しすぎて貧血なんて情けない事態にならぬよう、頭の中で冷静に素数を数えたり、
中国王朝をさらってみたり、なんとか理性を保つ。
その間も三橋は狭いパンツの中でもそもそと手を動かし、竿をゆるく撫でながら玉を軽く弄り、
そうかと思うと先端の先走りを指先で捏ねて伸ばしてつついたりしている。
そろそろオレも限界で、上に乗っかった三橋をどかそうと思うががっちりとしがみ付かれていたらそれも難しく
結局そのままの体勢で三橋が飽きるまで耐えるしかない。
オレのパンツに手を突っ込んでいる三橋は、自分の股間はいじってもいないのにはあはあと興奮しきっている。
「……く、んの、熱い、よぉ」
そう言ってもそもそと手を動かし続ける。
このままではパンツの中でイッテしまう。
夢精ならいざ知らず、一応意識はあるのにパンツの中で射精するなんてバカな真似はしたくない。
汚れたパンツを洗うのは誰だ。オレだ。
自分の精液で汚れたパンツを自分で洗うことほど情けなく惨めなことはない。
いやしょっちゅうなんだけど。
「三橋、ちょっと、待て…」
オレは三橋の動きを制止する。ぽうっと瞼まで赤く染めた三橋の顔が不思議そうにオレの顔を覗き込んだ。