三橋「関係ないね」

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653ケモノの憂鬱 ◆Z6TNEi.Aqw
>>626>>643    ※阿部獣化注意

「三橋、いいか…?」
「あ…、ちょっと待って…」
前にもこんなことがあったなあと懐かしく思い出す。
「なんだよ今さら。もう止まんねえぞ」
聞かなかったことにしてそのまま足を抱え上げようとすると、三橋は体を微妙にずらして俺の
手から逃れた。
この状態でお断りはねえだろと睨みつけ、強引に足を掴んでぐいと開く。
「お願い…、待って」
「んなこと言われたって俺もうガマンできないんだけど…」
「…う、後ろから…」
「は?」
「…あの…、後ろから、してみたい…」

クワンと後頭部に何かが当たったような衝撃を感じたがもちろん気のせいだった。
確かに俺はバックで三橋とヤッたことがない。
それは俺のおかしなこだわりの一つで、脳裏から離れないある妄想──黒豹になった俺が嫌が
る三橋を後ろから激しく犯す──が、現実のものになるのではないかという恐れが払拭できな
いからだ。
三橋はこわくないのだろうか。
それとも俺を信じ切っている…?
いいともだめとも言わない俺の目の前で三橋はゆっくり体を返し、膝をついてこちらに尻を向
けた。
腰のところでエプロンの紐をリボン結びにしているので、丸い尻が強調されて艶めかしい。
三橋が首を捩って俺の方を見た。
下がり気味の眉がさらに下がって不安げな表情が強調される。
「……阿部君」
三橋は俺の名前を呼ぶと、上体を落としてゼリーでべたべたの尻を高く上げた。


ここまで        あともう少しなんだけど息切れした