阿部「三橋、湿布貼ってやる」

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300うきわ ◆fpX21/5IVQ
>>255 メモ帳開いたタイミングでこのレスが書き込まれたからびびった
鳥パスうろ覚え違ったらすまん
注意*阿部棒、病み系、三橋の性格歪みまくり


だらんとしたそれが三橋の口の中に入り、ぬめりとした粘膜に包まれる。
初めての感覚に背筋から脳天が痺れたせいで、反応が遅れた。
「ば、やめろって…!」
慌てて両手で頭を掴んで引きはがすと、三橋は何が悪いのか分からないという顔で見あげてくる。
「てめえ、なにすんだよ」
こいつは俺に彼女がいることを知っているはずだ。
それを知っててこんなことをするのか。三橋の考えていることが読めず混乱する。
「本当に、うわき、しないんだ…」
「当たり前だろ!?大体お前男だし、浮気の対象にも…」
言い終わらないうちに、三橋が右腕を巻きつけるように俺の腰に回し、
左手を竿に添えて再度しゃぶりついてきた。
がっちりとホールドされた右腕を解くことは出来ない。
不自然な角度にひねられた手首は、無理に掴めば逆手になって傷めてしまいそうだ。
じゅぷじゅぷと音を立てて亀頭を丹念に舐めあげ、吸い付いてくる。
完全に勃ち上がったのが嬉しいのか、うっとりと笑ってさえいる。

それで確信した。
こいつはわかってやっている。
俺が絶対に三橋には乱暴をしないとわかった上で、右手を差し出し贄にしている。
腰に回された腕を無理に引き剥がすことも、体ごと押しのけることも出来ない。
301うきわ ◆fpX21/5IVQ :2008/08/25(月) 03:04:44
>>300
注意*阿部棒、篠岡の存在

あいつとつき合うことになったのは三橋の助言があったからだ。
俺へと向けられた気持ちに唯一気づいた三橋が、付き合ってやれと言ってきた。
考えることに疲れ切っていた俺は三橋に言われるまま、それこそ自分自身の気持ちすら無視した。
今思えばひどいと思う。
だが、三橋の言うとおりあいつが俺のことを好きだと知ってからは放っておけなくなった。
中学からずっと見ていて、自分の気持ちはともかくただ同じ目標を持ちたかったと言うあいつを
俺は心の底から大事にしたいと思った。
情が移ったというのとは違う。純粋に、泣かせたり、つらい思いをさせたくないだけだ。



付き合うことになったと三橋にだけ報告したとき、
強く勧めてきた割りに三橋は「そう」と一言しか答えなかった。
もっと他に言うことがあるだろうと思った。
おめでとう、でも、よかったね、でも。
これで安心だ、もう俺に変な目で見られないで済むと、
そういうつもりであいつを進めて来たんじゃなかったのか。

「お前、他に言うことねえの?」
「…ないよ」
三橋はこっちを見ようとしなかった。
「あいつ、ずっと俺のこと好きだったんだってさ」
「…そうだね」
「何でお前、それが分かったんだ?」
振り向いた三橋は、俺の目をまっすぐに見て口を開いた。

「俺と、同じひと、見てたから」
302うきわ ◆fpX21/5IVQ :2008/08/25(月) 03:08:16
>>300-301

顔に受けた俺の精液を、舌を出して舐めながらまた三橋が尋ねてくる。
「阿部君は、どこまでがうわきって、思う?」
「んなこと考えたこともねぇよ…」
肩を押されて仰向けになった体に三橋が跨ってきた。
下着まで脱いだ三橋の下半身が目に入る。
俺のをしゃぶっていただけなのに三橋のそこは硬くなっている。
一度出して萎えた俺のものが右手でそっと握られる。
ゴツゴツと硬い豆だらけの手。その手にまた俺のペニスは反応する。
ゆっくりと扱きながら、沈めた腰の奥に押し付けて、三橋は緩く上下させた。
三橋の右手と尻の間に挟まれて、また完全に勃起する。

そのまま先走りでぬめった先端が入り口に添えられる。
「阿部君、いいよね?」
「……」
その問いには答えずにいると、固く閉じた入り口を指で広げながら三橋が腰を落とし始めた。
「これ は いいけど、キス は、だめって、よく 言うよね…。なんで だろう、ね…」
苦痛に歪んだ表情が目の前にある。口からは涎が垂れて、顎を伝って糸を引いている。
しばらくじっと痛みに耐えてから、わずかに腰をうかしてはまた沈ませる。
口の中では何度も何度も譫言のように、同じ名前を繰り返していた。

溺れる者は藁をも掴むと言うけれど、三橋にとっての俺がたぶんそれだ。
マウンドしか固執するものがなかった三橋に居場所を与え、
チームメイトを与え、勝利を与え、浮上させたのは俺だと三橋は思っている。
ただ三橋は確実に自分に利するものにしか縋らない。
利用できると確信してから初めて縋りついて、コントロールしようとする。
俺があいつと付き合うことになったのは三橋にとって誤算だったんだろう。
自分から俺が離れないと考えて、試す気持ちもあったのかも知れない。