水谷｢ﾁｮw待っwお一人wお忘れwじゃないwですか?」

やべえ時間足りねえ
保管らめぇでよろしく


「ふぅ…っ…んぅ…」
三橋の鼻にかかったいやらしい声がやけに頭に響く。
あれ、何でオレ、三橋とキスなんかしてんだ？
確か三橋とツイスターしてたんだよな。で、早々と俺が負けたんだ。うん、やっぱり三橋の体は柔らかいなーって思った。
そっから罰ゲームの話になったんだ。
やっぱさー賭事が無いと遊びは盛り上がらないと思った訳。
…まああっさり負けたけど！
負けたオレは潔く何でもするよ！って言ったんだ。
パシリにも行くし、部室の鍵当番代わってもいいし、三橋が望むならケツに花挿して「オレは花瓶です〜」とかやってもいいよ！って。
や、最後のは嫌だけど。田島っぽく言うとゲンミツにお断りだ。
とりあえず、いつもみたいにニコニコしながら三橋が何言うか待ってた。だってニコニコしてないと三橋は遠慮したりびくつきそうなんだもん。
三橋は暫く、あ、とか、う、とかあっち見たりこっち見たりしながらうめいてた。
うーん、やっぱ三橋から罰ゲームさせるってのは無理が有ったかな？
チームメイトになってもう何ヶ月も経ったんだから、遠慮なんかしなくてもいいのになー…
オレはちょっと寂しいぞ？