雷怖いから寝る(PC的な意味で)
ごめーんね、おやすみはし
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本音は今すぐにあんなことやこんなことをしたいのだが、俺は紳士的に是非を問うた。
勿論アレやコレをしてしまうぞという意味で訊ねたつもりだったが、果たして三橋にその真意が伝わったかどうかは定かではない。
「本当にいいのか?」
「う、うん」
明日着る服が無いとかそんなことは考えなかった。
ただ三橋と過ごせる幸せを噛み締めながら、俺は居間へと戻る。
しかしなあ、本当にお泊りできるなんて。
直球に、三橋と一緒に寝たい(性的な意味で)と言うのも野暮なので焦らしてやろうと思った。
「ここの家は布団2枚もあるのか?」
「あ、う‥‥えと、無い、です‥」
「そうか、じゃあ俺はそこらで適当に寝るから」
「え。‥一緒に‥‥‥の?‥」
「何?聞こえないなあ」
「い、いっしょに 寝、ようよ 俺‥君っ!!」
ああもうこれは鼻血モノだ三橋グッジョブと言わざるを得ない!
しかも風呂上がりでほんのり朱色の頬と濡れそぼった髪、更に涙目ときたもんだ。
これで落ちない男はいないだろう。
「ごめん三橋、我慢できない」
「ひっ‥‥‥あ、おれ、君 待って‥‥」