S木M男似俺「三橋!三橋じゃないか!」

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142ケモノの憂鬱 ◆Z6TNEi.Aqw
ずいぶん前に書いた、たべたいくらい(wiki1でヨロ)の番外
あまり早く落とせないけどゴメンよ


人間がのさばっているのは万年発情期だからってのは当たり前すぎる事実だけど、形態上は人
間を装っている俺は今日も意味のない生殖行為をしている。
昨夜もしたのに目が覚めたらまたあそこが突っ張っていたので、寝ぼけ眼の三橋を口先三寸で
丸め込むと手早く裸に剥いて挿入し、力強く腰を使っているところだ。
日曜日なので時間を気にする必要はない。
「……あ、あべくん、そこ…、あぁ……」
俺の下で身悶えしてよがる三橋はれっきとした男で、もちろん俺も男だからいくら三橋に濃厚
なセーエキをぶち込もうとコイツが孕むことは未来永劫ありえない。

俺は大陸のどこかから渡って来た一族の末裔で、普段は人間の姿をしているが自分の意志で豹
に似たネコ科の動物になることができる。
俺たちは匂いで同族を嗅ぎ分け、月齢の合う相手がいたら求婚して交尾する。ただし人間の時
間で18才以上になってから。
俺の遺伝子に設計ミスでもあったのか、探し当てたつがいは人間でしかも男だった。
18才になる前にセックスしたせいでしばらく豹になったまま人間に戻れなかったけれど、三
橋は俺が人間社会に帰るまで待っていてくれた。
猫は多情だと言われるが、俺は三橋一人いればいい。
種の存続という意味では相手が普通の人間な時点でアウトだ。
父親に渋い顔をされていても、俺は三橋と添い遂げるつもりでいる。