カコイイ職人「俺、叩かれてるが一番気持ちいいんだ」
頭上では打ち上げ花火が夜空に光の輪を描いている。その微かな明かりの下、紺の浴衣をはだけさせたしどけない姿の三橋が俺の下で喘いでいた。
浴衣の袖のみを白い肌にまとわりつかせ、大木の根を枕に、柔らかい草の上に昆虫標本の蝶のように縫いとめられて。首筋から鎖骨、脚の付け根まで噛んで吸った痕を残して。
「あ、ぅっ、あ…」
舌っ足らずな甘い声が脳天を直撃する。薄く筋肉の付いた体を捩る三橋。大きく開いた脚の間、チンポは勃起してタラタラと汁を零している。そして尻の穴にはローションで湿らせた俺の指が三本、三橋のイイ所を突き上げていた。
「あぅぅ…っも、だ、めだ、よ…っン…」
口の端から涎を垂らしながら、三橋が音を上げる。上目使いで見上げる目には、ありありと情欲の色が浮かんで俺を求めているのが分かる。
でも、それだけじゃまだダメだ。
グチュグチュと尻穴をかき回しながら、耳朶を舐めあげて囁く。
「なぁ、どうして欲しいのか言えよ。その通りにしてやるからさ」
案の定、三橋は言葉に詰まり首を弱々しく振る。今更何が恥ずかしいのか。
三橋の耳朶を咬みながら、ミハチンポの根元を握った。ひぅっ、と息を呑む声。「言わないと、いかせてやんねぇぞ」
射精をせき止めながらも、尻穴に突っ込んだ指は前立腺を擦り上げるように動かし。また乱暴に揺すり上げ。
三橋の喘ぎ声に泣きの色が混じる。体がピクピクと波打ち、苦しそうに涙を零した。
「おねがい、します。その…っ…ァ…。お、ちんちんで、いっぱい…ズポズポして…くださ、い…」
やっと言いやがった。あぁもうくれてやるよ!尻穴からザーメン垂れ流すくらいぶちまけてやんよ!三橋の尻穴から指を引き抜き、パンツから臨戦態勢のチンポを取り出し尻穴にあてがう。物欲しそうにヒクヒクしやがってこのビッチが。
三橋の脚を肩に掛けて、体を前に傾けながら挿入しようとした瞬間。
脳天に物凄い衝撃が。
気を失いそうになりながらも顔を上げれば、降って来た金ダライから降りてきたメット神田島が、レイプ目のまま三橋を組み敷いている所だった。
あともう少しで三橋とぬこぬこできるとこだったのに…。
振り返ったメット神が、ニッと笑うのを見たような気がした。
俺はそのまま気を失った。