http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1216824436/677 「…遅れて、すみません」
次の授業が始まってから教室に入って来た三橋を教師はちらりと見たが何も言わなかった。
かすかにざわついた空気も三橋がコソコソ席に着くと、何事もなかったかのようにすぐ元に戻
った。
便所に行く前と同じように体を強張らせている三橋の体内で自ら挿入したローターがその存在
を主張しているのなら、俺は従順でイヤらしい雌犬に謹んでご褒美をあげるべきだろう。
俺は休み時間になってから三橋の席に行った。
「なあ、今アレ入ってんの?」
「え、な、なに…」
俺は三橋にすっと体を寄せて耳打ちした。
(…さっき、取ったヤツ…)
「…う、ん…、す、座ってるだけなら、だ、大丈夫 かなって…」
「ちゃんと自分で入れたんだな、偉いぞ。それで…、どんな感じ?」
「ト、トイレ ずっと行きたい、みたいな…、でも、また 自分でするの、無理…」
三橋の顔色は悪くじっとり汗をかいているようだった。
「昼休み、俺の言う通りにできたら今日はもう取っていいけど」
「…ほ、ほんと?」
「うん、だからもう少しがんばって」
俺は三橋の膝に置かれた手をきゅっと握ってから立ち上がった。
こいつに関わるとなぜか無性にイライラすることがある。
昼になるまで俺はできるだけ三橋の方を見ないようにした。