阿部「キ○カン塗って〜また塗って〜♪」

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635fusianasan
降りしきる雨の中、自称エコロジストの俺は、ずぶ濡れになりながら、自転車のペダルをこいでいた。
こんなんなら、バイト代をキャバ嬢に貢がずに、クルマ買っときゃよかった、そう心の中でぼやいた瞬間、空がピカっと光った。それに続いて、ゴロゴロという轟音が辺りに鳴り響く。
「雷まで鳴り始めたよ」
雷に急かされるように、自転車をこぐと、程なく、見慣れた安アパートが見えて来た。
俺の部屋は、一階の角部屋で、ここからも、玄関がよく見える。
いつもの小汚い玄関がいつもと違っていた。
人がドアにもたれ掛かっているのだ。
「酔っ払いかよ…」
悪態をつきながら近付くと、それがずぶ濡れの少年だということがわかった。

面倒臭いので略

「な、な、に?」
「助けてもらっといて、タダで済む訳ねーだろ!さっさと、ケツ上げろ、マンカスが!!」

…駄目だわ