前回wikiで
書きだめできないのでリアルタムで投下する
「そう…だったっけ」
本当に覚えがなかった。
あのあと急に意識がなくなって、あとは落ちていた。
無意識に修ちゃんにメールしてしまっていたのだろうか。
「そうだっけってお前…だいぶ悪いんじゃないのか?」
オレのおでこに手を乗せて心配そうに覗き込まれる。
「熱まだあんな…これとっかえっか」
なにやら袋をガサガサとあさったあと新品のひえぴたを出しながら
修ちゃんはすでに貼ってあったやつをひっぺがした。
「そういえば、これ修ちゃんが貼ってくれたの?」
「…」
「? 修ちゃん?」
「ああ、うん。 とりあえず貼っておいた方がいいと思ってさ」
「そっか…」
阿部君じゃ、なかったのか。
ここに寝せてくれたのも全部。
「ごめんね…修ちゃん」
聞こえないようにつぶやいた。