>>176 「三橋はコントロールがいい。要求されたところに投げていきますね」
「体がやわらかいんでしょうね」
「すでにファンがついているようで、今日も彼専属の応援団が駆けつけています」
「すごいですね、彼らは」
「地区大会からすでにいたらしいですよ」
「三橋君のし・・・投球はとても魅力的ですからね。気持ちもわかります」
「ベンチ。百枝監督の姿が見えます。マネージャーは篠岡です」
「ベンチに入ってる3年生は水谷1人だけなんですね。残りは2年が大半。一年生も二人入っています」
「キャッチャーの阿部の弟も入っているんですよね。兄弟で甲子園とは、ご両親はうれしいでしょうねえ」
「メンバーもベンチ入りぎりぎりで、通常アルプスから声援を送るユニフォーム姿がたくさんみえたりするのですが・・・」
「片手で数えられるくらいですね。応援団も正規の物ではないとか」
「は〜、それでも大応援団。すごいですね」
「西浦バッテリーの投球練習が終わりました。○○高校の先頭バッター、鈴木君がボックスに入ります」
「さあ、決勝の・・・プレイボールです!」
「はじまりました」
「ピッチャー三橋、おおきく振りかぶって―
俺らの本当の夏はこれからだ!おおきく振りかぶって、甲子園決勝突入編・完
次号からは待望!甲子園決勝編がスタート!
って妄想した