高二病編
三橋とシュンテレビを見ている
アナウンサー『14歳の少年がバスジャック云々』
シュン「中二病乙」
三橋「ちゅう、に びょう?って?」
「誰もが人生で一度はかかる病気ですよ」
「う え、じゃあ シュンくん、も?」
「まあ、そういう時代もあったよね(笑)若いよ、若い」
「そ、そうなの か」
「まあ14だったら若さのせいにできるからいいですよね。どんなに背伸びしてみせたって所詮親の庇護のもと生きてるガキですよ、ガキ」
「う うおお…(シュン君、すごい…俺より、ずっとオトナ だ)」
「……なーんてこと言ってたのよ、シュンちゃんったら」
「フハハ、シュンもいっちょまえにそんな口きくようになったか。立派な高二病患者の仲間入りだな」
「え?何病って?」
「フハハ、誰もが人生で一度はかかる病気だよ」
「ふーん?」
「若いとはいいな。すべて若気の至りで済まされる。シュンも背伸びしてみせても、所詮親の庇護のもと生きてる子供だからな」
阿部(血は争えない、か…)
もちろん長男の阿部隆也は大二病患者
なぜなら彼もまた、(自分を)特別な存在(だと思っている凡人)だからです
終わり