スク水部「三橋、この水着を着てくれ!」

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前スレ>>938「Thank you」

泉は手帳を日記変わりにし、毎日のちょっとした出来事をメモするのが
日課だったのだが、どうやら校内のどこかで手帳を無くしたらしく、
先程からカバンや机の中をガサゴソと漁っていた。
「…っかしーな。どっかに落としたんかなぁ?」
手元が人影で暗くなったので振り返ると、泉の背後に三橋が立っていた。
両手で大事そうに持っているのは、まさに今 探していた手帳だ。
「あっ の… コレ」
内心焦りまくっていたが、落ちついた振りをして それを受け取る。
泉に手渡しに来たということは・・・。
「中身、読んだんだ よな?」
「ご、ごめん ね 泉君っ!誰のか分かんなかったカラ、ち ちょっとだけ…」
プライベートなことを読まれたら恥ずかしい というよりも三橋への好意が
バレたことが何より恥ずかしい。泉は穴があったら入れたい、と思った。