少年の股関を、ズボンの上から擦る。
そうすると、少年は体を捩り、小さく声を上げた。
「もう固くなってんな。いつも一人でしてんのか?」
「しなっ……帰ってきて、すぐ、んん……眠くなっちゃうっ」
「そうか。じゃあ、今日はこれだけするか」
それなりの知識はある。
男女でも、簡単には後ろの穴を使った性交はできない。
今、事を急ぐより、少年を気持ちよくさせたい。
青年はそんなことを考えながら、少年のズボンのボタンに手をかけた。
「いいよな。先しても」
「あ……して、ください……」
そう懇願されて、青年は嬉しいやら恥ずかしいやら複雑になる。
とりあえずズボンを脱がし、トランクスをゆっくりとずらしていく。
色気のない無地のトランクスは、少年が健全な男子高校生なのだと実感させた。
そんなトランクスの中から、勃起したペニスが顔を見せる。
握ると、手の中から亀頭だけが出てきた。
皮被りの未成熟なペニスだった。
そのまま、上下に擦っていく。
「んんあっ……」
時より、亀頭の先端を空いている手で擦ってやると、少年が高い声で鳴いた。