水谷「このダビデのチンチンって三橋のと同じだね」

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687かえるの王さま
久しぶりすぎて投下の仕方をよく覚えていない
なんかしでかしていたら教えてくれ
(wiki管へ。レスまたぎの改行はなしでお願いします)


おはようのじかんだぞ。
おっさんがごほんをよんであげるね。

むかしむかしミホシという国に、ひとりのやんごとなき身分の少年がおりました。
少年はおじいさまに大切にされ、なにひとつ不自由のない生活をおくっていましたが、そのはんめん友達がひとりもいませんでした。
なので少年は、ボールを9ぶんかつした板に投げつけては、ひとりでさみしさを紛らわしていました。

ある日のことです。
ついにぼっちな投球に我慢できなくなった少年は、大切なボールを胸にかかえると、ありったけの勇気を出してこっそりとお屋敷を抜け出しました。
そして街のはずれの、ふかい森のほうへむかったのです。

少年の家のちかくには、あいてをしてくれるひとはいません。
ひとりだけやさしい幼馴染がいましたが、だからといって一緒に遊んでいては、彼にまで迷惑をかけてしまいます。
ならば、場所をかえてみようと、思い立ったわけです。

しかし、森に踏み込んですこし様子をうかがっただけで、少年はすぐに後悔しました。
木のおいしげる獣道は、暗くて歩きにくく、友達になってくれそうな気配などなにもありません。
よろよろと道を辿っていましたが、ついに木の根に足を取られて、少年はひっくり返りました。
そのひょうしに、いきおいよく手の中からボールがころげだしてしまったのです。