阿部「行くぞ!1、2、3、ダアッー!」

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324(代理)偽りの螺旋・栄口の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1214839546/634
個室に俺が先に入り、ズボンを脱いで腰を下ろすと、レンもすぐに空いた所へ入ったようだった。
「ふえっ!ど、どうするのぉ!?」
すぐにレンの叫び声が聞こえる。
あーしまった。うちの便所は超アナログな感じだもんな。
こんなハイテク便所、初体験だったら、そりゃあビックリだろう。
俺は一瞬迷ってから声を掛けようとすると、誰かがレンに声を掛けるのが聞こえた。
「あの〜大丈夫?」
ワタワタと返事するレンの声が隣の個室から聞こえる。
「えっあっあの、ど、どうやったらいい、か、わか、判んないですうう。
オレ、オレ、もう漏れちゃいそうなのにぃ」
「ああ、これはね、こうするんだ」
男の声がレンの近くから聞こえる。
「えっあっあのっあぅ、あぁあ、あーーーーー」
尿を吸い取る機械音がする。
「そうそう、それで今度はこれを使ってねえ」
何してるんだ、お前ら?
いや、自分も装置は使ってるから、何をしてるのかは判るんだが、ナニをしてるんだ?
慌てて排泄を終えて、尻を洗浄する。
ベルトを締めながら、戸を開けて隣を見ると、戸は閉まっている。
中から声は聞こえるのに。
「その後はこれをここに当てて」
「あ、あぁあっ、あひゃあああぁ!」
あーまあ確かに俺も初めてあの装置を使った時はビックリした。
淫乱なレンが感じちゃって、変な声を出したとしてもおかしくない。でもなあ、ここは一応公共の場だぞ。
俺がノックをする事で、レンの喘ぎ声は聞こえなくなるが荒い息使いは健在だ。

イライラしながら待っていると、俺よりもきっかり2分遅れて戸は開いた。
上気した頬のレンと一緒に出てきたのは、どこかで見た顔だった。
「あっ、トイレット博士だ!」
後ろで上がった叫びに思い出す。
そうだ、この人は人呼んでトイレット博士、栄口勇人だ!