阿部「お前なんかちっさくなってね?」

このエントリーをはてなブックマークに追加
877男一匹浦道中
×月○日
件名:夏合宿

合宿でmhsとabが朝食係りに任命されたせいで部内が恐慌状態に陥っている。あの2人には正
直まともな料理が出来ると思えない。mhsはいかにも不器用そうだし、偉そうに一人でも出来る
ようなことを言っているabも家では包丁すら持ったことがないタイプだと見る。一体何を食わさ
れるのか、朝が来るのが怖ろしい。せめて米を炊く程度にして、あとは納豆や味付け海苔などの調
理不要のおかずにしてもらいたい。
そう考えることはみんな一緒で、部員みんなが「鮭フレーク美味いよな」だの「卵かけご飯最高」
だの「しばらくイクラ食ってない」だのと、2人に聞こえるように話した。俺達の念が通じていれ
ば良いのだが。mhsは気づかないかも知れないが、abは気づくかも知れない。しかし、奴の場
合は気づいていながらあえてスルーの可能性もある。この作戦はある意味、奴と俺らのちょっとし
た駆け引きだ。
個人的には朝から贅沢だろうがイクラを出してもらいたい。あの大きさといい、壊れそうで壊れな
い絶妙な感触といい、イクラはmhsの乳首を想起させる。