俺「三橋っ!三橋っ!三橋ぃぃぃっ!!」

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阿部君、今日も遅いのかな。

二時間も前につくった夕飯のおかずたちはもうとっくに冷めきっていて
ごま油でいためたシャキシャキの野菜炒めもいつの間にかしなしなになっていた。
みそ汁は温めなおせばいいとして…今日のごはんも生ごみ行き、かなあ。
いつからか一人で食べることに慣れてしまった食卓は
笑顔も会話も明かりさえなかった。
ただおもしろくもなんともないお笑い番組の音声と
人工的に照らされた電気の光だけオレをとりまく世界になっていた。




なんか暗い