シマムラ「俺が三橋を守るよ」

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70fusianasan
泉プロ ※暴力描写注意
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1214065806/l50/630

それぞれが鞄のジッパーを勢いよく鳴らして、中のものを引っ張りだす。
俺は、物を漁る音の中にかすかに混じる三橋の乱れた呼吸音に耳を澄ました。
顔は真っ青で冷や汗が頬を伝っている。
「俺の鞄にはねーけど」
「俺のところも」
「三橋は?」
ジッパーに手をかけたまま硬直してる三橋に、田島が不審そうに言った。
阿部はそれを見てズカズカと無言で近づくと、鞄の中身を勢いよくぶちまけた。
「あっ…!」
「げっ、俺のアンダー!」
「マジかよ!?」
その場にいた全員が、自然と嫌悪感に顔を歪ませた。
チームメイトを見る視線ではない、汚い物を見るような目で三橋を見ている。
三橋は追いつめられた獲物のように怯えきった顔をして首を振った。
「ちが、オレ 取って ナイ!」
三橋の懇願するような声が重苦しい空気を纏った部屋に響く
俺は無言で三橋に近づいた。
「きめーんだよホモ!」
そう言って三橋の股間を二、三度蹴り上げた。
手加減しようと思ってたが、つい本気で蹴ってしまった。
悲鳴すら上がらず、ぐうと呻くと三橋はその場に芋虫の様に丸まった。