http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/neet4pink/1213972850/ あたり
あなたの手の中でベニスは熱している。
とても熱い。先端に向けて蒸気が噴き出そうとしているかのようだ。
あなたは先端に指をやり、そこに宿った滴を潰す。あなたの耳元で三橋の吐息が響いている。
「あつい? どこがあついのかな」
『ぜ、ぜんぶ、 あついです……(こきゅり、と三橋は喉を鳴らす)』
「特にあついとこがあるだろ。ほら、ここ。Renのここはすっごい温まってるよ」
(とくり、と鳴ったのはあなたの喉か、それともRenのものか)
『ここって……』
「わかるだろ。どこが熱いんだよ(口調に)(気をつけろ) 教えてくれるかな……」
『……腰』
「腰?」
『ら へん、が』
「太もも? 真っ赤になってる?」
『なってマス……』
「酒でも飲んだみたいに真っ赤になってるね。腹の上から見下ろすと、さっきローションを塗ったところがテカテカ光ってる。(写真を見ながら言う)
膝を大きく開いてるから、電話からは全部丸見えだ。尻の間まで、猿みたいに真っ赤だよ」
『………………(ひぅ、と息を吸い込む音)』