>>87 「う、うっ」
サラリーマンが身震いして、狐レンの手の中に精を吐き出す。
ふうーと長く息を吐きながら、満足げな顔で、狐レンの手から性器を引き出す。
「ほら、飲んだりぃや」
キモデブが汚れた右手に困っている狐レンを促す。
「う、は、い」
恐る恐る手を口へ持っていく。薄い舌を精一杯伸ばし、ペロペロ舐める。
周辺の盛り上がりとは対称的に、ギャラリーも息を潜めてその様を見つめる。
指を口の中に出し入れするチュバチュバと言う音が辺りに響く。
「ありがとう!レンレンッ!」
力強く言ってサラリーマンは狐レンの頭を軽く撫で、また一ギャラリーに戻る。
それを見送った俺の耳に新たな呻き声が届く。
うう、と小さな声と共に乳首に集中してた男が机の下で射精する。
「うおおおおおっいいっいいっいいわぁああああ!!」
とうとうキモデブもラストスパートに入ったのか、抽挿が激しくなる。
俺は危機を感じてスッと狐レンの口からチンポを取り上げる。
「レンレンッ、中っ中に出すでぇ」
「あ、やっやめっ、中、中出し、あっああっ!!」
ブルブルブルと肉を揺らしてキモデブは狐レンの中に精液を注ぎ込んでいく。
「ああっあつっあつい、よぉ」
狐レンは初めての感覚に泣き叫んだ。
ぽろぽろ涙を流しながら、中出しされる狐レンにギャラリーは沸いた。
「レーンレンッ!レーンレンッ!レーンレンッ!レーンレンッ!」
レンレンコールの中、キモデブはずるりと狐レンの中から己の一物を抜き出す。
「レンレンはエロイなあ、お尻から精液零れてるやん」
キモデブが狐レンの股間にしゃがみ、満足そうに頷く。
「レーンレンッ!レーンレンッ!レーンレンッ!レーンレンッ!」
うおおおおおお!!と盛り上がるギャラリーを前に、俺も一仕事を終えた気分でソファに座る。チンポは勃ったままだが。
「え、あ、あの、つ、づ、づき、しなきゃ」
ようやく開放された狐レンは俺を見て言った。