畠「おしおきだベェ」

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953アンノウン
映画の設定一部だけパロ。映画あらすじは以下のとおり。

閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。
彼らは全員記憶を失っていた。
やがて、わずかな手がかりから彼らのうちの2人が誘拐された人質で、
残る3人が誘拐犯であることが明らかとなる。
しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かはわからないまま。
誰もが混乱する中、突如鳴り響く電話のベル。
それは誘拐犯のボスからで、日没までにはここへやって来るというものだった。
前話題になった古畑方式がんがってみる

俺は最初三橋に会ったとき、イライラする暗くてうざい奴だと思っていた。
それが今ではどうだ。あいつの姿を目の端に捉えるだけでこんなにも落ち着かなくなる。
一生懸命なところが好きだ。投手が大好きなところが好きだ。報われなくても努力し続ける健気
なところが好きだ。
気がつけば俺の中のマイナスの感情はすべて「好き」にシフトしていた。
あんなにも俺をイライラさせていた仕草も卑屈な言動も今では愛しく感じる。最早痘痕も笑窪状
態である。
だからだろうか、三橋のする事なす事全てに口出ししてしまうのは。
周りがそれを快く思っていないのも分っている。だがそれをも許す三橋に、俺は日に日に愛しさ
を募らせていた。
三橋も俺を信頼するようになってきたのか、時たま無邪気な笑顔を見せてくれるようになった。
最初はただそれだけで有頂天になっていた俺だが、人間とは欲深いものである。だんだんと物足
りなくなってきていた。
三橋の笑顔も、ちょっと困った顔も、いじけた顔も。全て俺のものにしてしまいたくなった。
俺は三橋への接触をだんだんと濃くしていった。
誰もいない部室。戸惑いながらも抵抗しない三橋が可愛らしく、だんだんと行為はエスカレート
していった。