阿部「風が語りかけます」

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887しあわせの王子・三橋
三橋たんは阿部くんを手足として、匿名で困ってる人に身につけている物を全てあげました
「あ、あべ、くん。ありがとう…オ、オレのわがままにつき合ってくれて」
阿部くんは言います
「三橋、最後に俺にも、くれないか?」
「えっ?オ、オレ、もう何も、あげれるの、ないよ?」
「お前の体があるじゃん」
「からだ?」
「とぼけんなよ。その格好になるまで俺は付き合ってやったんだぜ?」
三橋たんは自分の体を見ました。そうです三橋たんは裸です。
「まあ、減るもんじゃない…。天井の木目数えてな。すぐ終わるからな」


三橋たんはあまりの気持ちよさに「神様!」と叫びました。
よい事をするとよい事が帰ってくる。そういう話でした。