阿部「風が語りかけます」

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683抜いたら負けかなと思っている
>>682
ぼそぼそという男の話し声。それから布のこすれる音。
時々上がる甲高い嬌声。
懐かしすぎる、あの声だった。
慌てて顔を上げると目の前にいたのは…やっぱりあいつらだった。
「…や、やめてあべく……これ以上したら ば、ばれ、ちゃう…」
「見られた方が興奮するくせに。変態」
「んー、んんーっ」
周りに誰もいない中で、あいつらはいちゃついていた。いや、それ以上か。並んで座ってはいたが、黒髪の手は服の上から男の乳や股間を揉み、耳を噛んでいる。
茶髪の方は切羽詰ったようにきょどきょどと視線を泳がせて押しのけようとしていたが、本気の抵抗じゃないのは他人の俺からでも丸分かりだ。
口でシャツの肩口を噛んで声を殺しているけど、それが余計にエロかった。
おじさんは露骨なエロよりチラリズムに弱いんだ。
「おい変態、この勃起してるちんぽはどう言い訳すんだ?いいんだろ?触って欲しかったら自分で足開いて中身出せよ」
明らかに黒髪も興奮している。言葉が時々詰まったりしているからだ。そういう言葉責めはもっと歳とらんとな。
「へ、へ、ヘンタイ、っていわないで…っ!ふ、ぐううっ、こ、こんなトコで、そんなの、できな…!」
「じゃあお前が赤ちゃんならいいんだよな?赤ちゃんならおむつ濡れたらすぐ交換しなきゃらなねえじゃん」
いくら赤ちゃんでも公共の場でおむつ交換は顰蹙買うぜ?なんて俺のツッコミなど余計な雑音ようで、黒髪は嬉々として茶髪をシートに押し倒しベルトに手をかける。
「ひゃ、や、やめ、やだ、やだっ…み、見られ、ちゃう…!」
「…あのおっさんなら寝てるって。ほら、いいから腰上げろ」
おいおいおい、まさか本当にオムツ替えをしようってのか!
と、俺が薄目を開けて見て見ると、茶髪はズボンを取られて普通の白ブリーフになっていた。おじさんちょっと安心した。
茶髪は手で顔を覆ってしくしくと泣き出していたが、黒髪は舌なめずりをしながら勃起した形が丸分かりの前面を指ではじいている。
「まるで犬だな、こんなところでガマン汁垂らしやがって。これじゃケツマンコもパクパク言ってんじゃねえのか?」
「いや、いやだっ、も、恥ずかしい、恥ずかしい、よう…は、はやく、ズボン、はかせ、て…」
「こんなにびしょびしょにしてんだから交換しなきゃダメだろう。ちゃんと足上げてマンぐり返ししてみろ」
いやだいやだと言いつつ言いなりになるってことは、やっぱり合意の上の羞恥プレイなんだろうな。ちくしょう、なんで俺が一人の時に限って…。
茶髪は男にあるまじき柔軟さで足を広げて腰をめいっぱい上げた。黒髪がことさらゆっくりとブリーフをずらし、羞恥心を煽る。
ぬとぬとと透明な糸を引いてブリーフが茶髪のケツから離れていく。