三橋「阿部君がカレーにウンコ入れるとおいしいって…」

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263古畑vs西浦
>>261
ここまで
(一行改行よろちくび)

「あの男さあ」

水谷の手首は、田島により締め上げられていた。

「ずーっと三橋につきまとってたんだ。いつもコッソリグラウンドの陰から見てた。試合も毎回来てたし、授業中も向かいのビルからずっと見てんだ。
帰り道もオレと別れるの待ち伏せてさあ。三橋は気付いてねーかもだけど」

三橋が顔を上げる。
涙やら鼻水やらでグシャグシャの顔を一瞥して、田島が続ける。

「あんな奴のために三橋が苦しむなんてオカシイだろ。三橋もオレらも野球出来なくなんだぞ」

辺りを沈黙が包む。

「死んだって許さねえ」

田島がポツリと呟いた声が、やけに耳に残った。