前スレ
>>891 お前は素晴らしい俺だよ
ネタ拝借させていただく
お前の才能を生かせるよう尽力する
西浦vs古畑
「うし、じゃあ15分休憩にすっぞー」
その言葉を合図に、全員が一斉に水道へと駆けて行く。
頭から水をかぶったり、篠岡お手製のドリンクを飲んだりと思い思いに体を休める。
いくら鍛えているとはいえ、このハードな練習だ。
みなグッタリ地面にへばりつき、田島ですら駆け回ったりする様子もない。
オレもそれに漏れることなく、ベンチに凭れかかりつつ他の部員の様子を見ていた。
「…あれ?」
しばらくして違和感に気付く。
三橋がいない。
休憩をとったときには確かにいたのに。
トロいわりに遅刻しないとは言え、もうすぐ練習再開の時間だ。
モモカンに雷なんか落とされたらたまったもんじゃない。
「おい阿部、三橋は?」
「あ?…あれ、あいつどこ行って…!」
さすがの阿部も、ヘトヘトんなった上にそこまで気にしちゃいられなかったらしい。
なんにせよ、とっとと見つけねえと。
とりあえずその場を阿部に任せ、足早にグラウンドをあとにした。