三橋「いいことあっるぞー」

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59中華まんおっぱい
どこ落としてきたか見失った。(*゚◇゚)と(仝ω仝)がブラジャーつけて朝練でててモモカンに呼ばれて
モモカンに「ユニフォーム脱いでみてくれる?」って言われたとこから
前回投下から行はあけないでつめてくれると助かりマンモス
<ここから>
ベンチに着くと開口一番、モモカンが切り出した。モモカンの口調は有無を言わせない。『〜てくれる?』と語尾はあがっているけど断れない。お願いではなくて断固とした指示だった。
どうしよう、フォームどころではない。モモカンにばれているんだ。
歯がカチカチ鳴る。震えがとまらない。横目で阿部君を見ると阿部君もオレを見ていた。阿部君は無言でオレに促すようにうなずくと自分のユニフォームの裾に手をかけた。脱ぎ始めている。
慌ててオレも阿部君に続いた。
布のユニフォームがすごく重く感じた。腕を抜こうとして気付く。
ユニフォームを脱ぐとその下はアンダーで装着しているブラジャーの形が透けて見えている。
どうしよう。
そのまま動けないでいるとパサッと音がした。阿部君がユニフォームをベンチに落とした音だった。
「恥かしくなんかねーんだからな」
阿部君は潔い。キッパリしている。
「オレにまかせとけ」
目配せをして阿部君は次にアンダーに手をかけた。

ブラジャー姿で堂々と胸を張る阿部君はカッコいいと思った。
モモカンが呆気にとられたような顔で阿部君を見ている。腕組みをしている両腕がふるふる震え噴火直前の火山みたいだ。
阿部君がオレの前にすっと立った。
「三橋は悪くないんです。オレが無理に頼んだんです」
阿部君がオレの盾になってくれている。
それに比べてオレは何だろう。ウジウジしてる場合じゃない。阿部君一人に責任を押し付けるなんてこんなのはダメだ。ユニフォームとアンダーを一気に脱いだ。
首筋から汗が流れブラジャーパッドの谷間にじんわりたまりべたべたする。
恥かしくて見られたくなくて猫背になってしまう。うつむくとどうしてもブラジャーが目に入る。
阿部君が選んでくれた白くてレースがいっぱいのブラジャーはこんなときでも夢みたいに綺麗だ。
ブラジャーは悪くない。恥じることは何もない。
そうだ。
お腹に力を入れモモカンを見上げた。
「あ、ああ、ああべくんは 悪く ない、です」
一息にそう言うと「まかせとけって言っただろ」阿部君が少し笑った。