阿部「休日は 三橋を拾って 風呂入れる」

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305蛍 BADEND
戦時ネタピョア注意
前回どーこだ


「戻ろうか」
「え…!?」
一瞬体を震わせた三橋が見せた表情は困惑だった。
「何驚いてんだよ」
「な…なんでもない」
このごろ俺は三橋をおびえさせたり悲しませるようなことばかりだ。
このごろというか、ずっと昔からそうだった気もするけど。
「なあ、三橋。」

かえるのこえ。
空にかがやく星のひかり。

「俺はお前の笑った顔が見たいよ」

なまぬるい風の温度。

「お前を笑わせてやりたい。」

いつまでもつめたい、三橋のて。

「うん」
目を細めて俺を見る瞳が少しだけやわらかくなった気がした。
「蛍、きれいだったな。」
「うん」
「また見たいな。」
「うん」
「見にこような、絶対」
「…うん」