三橋「これが燃えるゴミこれは燃えないゴミ、だ」

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108結婚てすごくない
「三橋、結婚してくれ!」
「む、無理、です」
俺は三橋にプロポーズしてみた。
三橋はプロポーズされたことなんかないだろう。
三橋の初めては全て俺が頂く。
「無理って……」
「だって、男、同士、だし」
申し訳なさそうに、俯き気味な三橋が俺を見る。
「別に戸籍をくれって言ってるわけじゃないよ。三橋と毎日タダでセックスしたいから」
「オレ、今も、お金お金、取ってない!」
「間違えた。毎日一緒にいたいから」
俺は三橋を抱き締める。
すぐに三橋の体温が伝わってくる。
毎日三橋とこうやって抱き締めあっていてぇよぉ。
「三橋三橋三橋」
「オレ、くん」
「三橋……」
「んっ、いたい」
少し力を強めすぎたのか、三橋が声を上げる。
仕方なく、俺は三橋を離した。
「オレ、俺君と結婚、しても、いい、よ!」
にかっと笑う三橋。
三橋と結婚なんて夢のようだ。
毎日三橋と一緒。
三橋とエッチ。三橋とねんね。三橋とお風呂。三橋とご飯。
ご飯……そういや、三橋はかなり食うぞ。
結婚して、同棲して、三橋にも生活力を求められるのか?
俺が働いて三橋は野球してるだけになる。絶対。
「三橋、食費は150円だ!」
「え!?やだ!結婚てすごくない!」