三橋「阿部くんってウンコが好きなんだって…」

このエントリーをはてなブックマークに追加
283修学旅行
※鈴木は俺らの中から友情出演


修学旅行の二日目は観光名所を回った。それなりに楽しめる内容だった。
夕飯食って、連絡事項云々があってそれぞれの部屋に引っ込む。昨日とは別のホテルだ。
俺は今日一日まともに三橋の顔が見れなかった。昨晩の三橋が強烈過ぎてよからぬ妄想と共に嫌悪感が湧いてくる。

「三橋から風呂入っていいよ。」
「う、うん!」
昨日と同じだな。
と思いながら昨日の三橋をまた思い出す。ああ見えて簡単にヤっちゃうのか…
なんで俺の時は嫌がったんだろう?……やめよう。俺が傷つくだけだ。
三橋が風呂から上がってきた。今度は意識してだろうか、ホテルに付いているバスローブはやめたみたいだ。
俺はいつも通り適当にシャワー浴びて適当な姿で出た。
昨晩の事は触れない方がいいな。俺は何も言わない。

ピンポーン

鈴木、はえええええ!!
扉を開ける。やっぱり鈴木だった。だが鈴木だけじゃなかった。鈴木を入れて総勢六人の野郎共がニタニタしながら俺を見る
「なによ?」
「三橋ちゃんを輪姦しようって話になってな」

とっさに扉を閉めようとしたがぐっと押しかえされた。鈴木達はのこのこと入り込んできた。

昨日といい今日といい何で俺は扉をたやすく開けたんだろうか。

俺は呆然と男だらけの部屋の隅で立ち尽くす。どうしようか?
どうしてほしい?三橋?