俺「邪気眼見せろよ!邪気眼!」

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976しゃっくりってすごい
「三橋、ラーメン美味いか?」
「美味しい、よ!」
俺と三橋はラーメン屋に来ていた。
三橋はラーメン屋に来たことがないらしく、俺が連れてきたというわけだ。
「ひっ」
「俺君?どうしたの?」
「ひゃっくりかな。ひっ」
「しゃっくりでしょ?」
どっちでもいいよ。
くそっ。しゃっくり止まらん。
「三橋、知ってるか。ひっ。しゃっくりって100回するの死ぬんだぜ」
「え!?オレ、俺君が死んじゃうなんて、いや、だ!」
迷信に決まってんだろ。100回もしゃっくり続かねぇよ。
まぁ、心配されたいから秘密にしとこ。
「しかし、なかなか……ひっ、止まらねぇな」
「コップ、奥の方を口にして、飲むと、治るらしい、よ!」
「ひっ。よし、やってみる」
コップの奥を口にして。
なかなか難しいな。
コップを倒しながら飲むのか?
よし、よしよし、行けそうだ。
「ぶほっ!!」
「俺君!!」
水を含んだと同時にしゃっくりが出て、水をぶちまけてしまった。
「しゃっくりってすごい。死なないで!俺君!!」