田島「三橋、お前このチーム スキだろ」

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361グローブれんちゃん
※エロなし・設定いっぱい捏造パラレル注意
※刺激的ィなのはないけどお下品なのはあるかもしれないゾ
※しんのすけって阿部の初期設定のことじゃないゾ


『廉にーちゃんは野球をやめたゾ』





「しんちゃーん、起きなさーい!」

いつも通りの朝。
しんのすけは未だに夢の中。
朝食の残りのおかずを作るみさえがしんのすけの名を呼ぶのは、これで三度目。
そばのテーブルには、朝食を食べているひろしと廉がいた。
ひまわりは、幼児用のイスに座ってミルクをちゅぱちゅぱしていた。

「廉も、早く食べちゃいなさい。今日は部活見学するんでしょ」
「あ! そ、そう、だった」

みさえに言われ、茶碗に入った白米を勢い良く口に運ぶ。
まだ足りないのか、口の端にご飯粒をつけて、廉はみさえに茶碗を差し出した。

「いつもよく食べるわねぇ。でも、次で学校に行くのよ。春日部から西浦高校まで遠いんだから」
「ふひっ。わ、かった!」

山盛りの白米の入った茶碗を受け取り、廉は嬉しそうに笑う。