田島「三橋、お前このチーム スキだろ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
201fusianasan
前スレ>>675

パンツに名前は正義であると言ったのはガガーリンだ。いや、ニーチェかトルストイだったかもしれない。
とにかく久しぶりに拝見した真の正義に感動した俺は、腕を奮って麻婆豆腐を三橋にご馳走してやった。
「さあ、食え!」
「お、おお!いいんです、か?で でも、悪い………」
「そういうセリフは料理に唾液を垂らす前に言うもんだぜ」
知り合いからは犬の餌以下と酷評された俺の料理だが、三橋はあまさず食ってくれた。
美味いと褒めてくれた。俺はまた泣いた。お世辞でもいい、嬉しかった。
「お、おトイレ 借ります、よー」
だから三橋がトイレに立ったのも全然気にしない。トイレから酸っぱい匂いがするのも気にしねえ!
漢だったら細かいこた気にしねーんだよ!!
……………あれ?目から酸っぱい汗が流れてきたよ?

(略)

「よろしく、お願い します!」
「おう。ルールは分かったな?」
三橋と俺は同棲することになった。
パンツ?いやいやそんな不純な動機じゃない。
野球のこととか、俺の不味い飯を食ってくれたりとか、そういう小さな所で俺達は気が合う
(三橋の造る飯もなかなかゲロマズで俺とは良い勝負だ)。
だけどそれ以上に三橋が記憶喪失ってのが一番、デカい理由だった。
「約束、1! お、お風呂は すいどーだい節約 の 為に 俺くんと 一緒に、入る!」