三橋「オレは生まれて良かったのか?」

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629丑みはに愛を込めて
丑みは好き過ぎて書いてみた。イメージぶち壊したらすまん。
※死にネタ、ピョア、捏造注意

三橋が死んだ。部活の帰り道、突然突っ込んできたトラックにはねはられて。
その知らせを聞いたときはあまりに現実味がなくて信じられなかった。
そんな、三橋が死ぬわけないじゃないか…。
でも知らせを受け向かった病院の霊安室のベッドの上で
もう二度と目を覚ますことはない三橋を見て
俺は声も上げられず、ただただ茫然自失だった。

三橋の誕生日の、二週間前のことだった。


お通夜とお葬式も終え、またいつもの日常が始まる。
もう三橋はいないのに
俺の時間だけどんどん過ぎていく
今でもまだ三橋が死んだなんて信じられない。

もう何日も眠れない日が続いていた。今日も気が付けばもう深夜2時を廻っていた。
何もする気力がなく、ぼーっとしたままベットに横たわっていると
突然、さあっという風が窓から吹いてきた。
そういえば窓を開けっ放しだったことに気付く。
どんだけ放心してたんだ俺は、とは思うが、体がなかなか動かない。