>>598 結局自分で書き始めてみた ※スイーツ調阿部棒注意
「三橋…痛くないか?」
阿部君の大きな手がオレのお腹から腰をそうっと撫でる。
他の人の手だったらくすぐったいはずなのに、何でだろう、
阿部君の手だととても気持ちがいい。
「ン…だい、じょ、ぶ…」
オレの右手は阿部君の左手と絡まって、シーツに押さえつけられている。
やさしく、力を入れないようにふんわりと。
「…も、我慢できね…動くぞ」
「う、ん…ぁ!」
阿部君がゆっくりと動き出す。
オレの中に入っている熱い塊が、ずりずりと這い出してはまた奥へと打ちつけられる。
奥までいっぱいに満たされる瞬間が好きだ。
何度も何度も繰り返して、オレの頭の中はどんどん蕩けていく。
「ぁ、あ、べく…きもち、い…?」
「ん、すっげーイイ。三橋は?」
「ぅあっ!…もち…ぃ…」
「もっとはっきり言って」
「…んんっ、きも、ち、いぃぃ」
ぐぢゅぐぢゅと出し入れを繰り返している箇所から濡れた音が響く。
なんとなく、恥ずかしい。
空いたほうの左手を、阿部君のほうに伸ばして、せめてもと片耳を塞ごうとする。
でもぶるっと振られた頭にオレの手は払いのけられて、
その手は阿部君の右手でシーツに押し付けられてしまう。
「聞かせろよ、やらしい音」
「…ぃゃっ…あ」
恥ずかしい。すごく。
でも、オレが感じてる音、ちゃんと聴いてほしいって気持ちもある。
阿部君はたぶん、それを分かってる。
オレが本当にいやだって思うことはやらないんだ。