阿部「三橋!大きいことはいいことだ!」

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797きみはペット
前回分どこだかわからないのであらすじ
阿部が三橋に捨てられました


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茶色の細い髪がふわふわと股間で揺れる。
薄い唇が上下に行き来するたび、鼻から漏れた熱い息がかかる。
昇り詰めていく昂りを必死に抑えながらそちらに目をやると、目を閉じ恍惚とした表情の少年が見えた。
「ん、ふ…ひもち、いい…?」
視線に気付いたのか、少年が顔を上げる。
すっかり張り詰めたものを、今度はその手で擦りあげながら熱のこもった目でこちらを見上げた。
「やべ、メチャクチャ、いいよ」
澄んだ大きな瞳と、目の前の卑猥な光景とのギャップに思わず目眩がする。
少年は嬉しそうに頬を染めると、赤い舌を伸ばし再び股間に顔を埋める。
舌で突つかれながら先端をちゅうと吸われ、呆気なく射精した。
びくっと波打つ感覚を察知したらしい少年は、素早く性器を口から離した。
白く濁った欲が少年の顔を汚す。
少年はそれを指で掬い、丁寧に舐めとり始めた。
「…ねー、すげえ上手いね」
「ウヒッ、そ、そうですかー?」
くしゃくしゃと髪を掻き回してやると、くすぐったそうに首を竦める。
無邪気で素直な仕種は子犬のようだ。
思わず愛しさが込み上げる。
「どこで覚えたの、こんなの」
「な、ナイショ、です」
屈託のない笑みを浮かべ、少年は答えた。
その笑顔に誘われるように、柔らかなベッドに押し倒す。
キスの前に見た顔は、悦びと期待に蕩けていた。
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