ミミズ「三橋の尿シャワー、気持ちいいいい!」

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533たなごころ
ここまでwiki参照

そういえば花井君、どうして部室に戻ってきたのかな。
オレを置いて、みんな先に帰ったんじゃなかったのか。
まさか。
ううん、そんなわけない。
ぴかぴか光ってる携帯は見ないふりで、真っ暗な布団の中でギュッと目を閉じた。

目を覚ますと、相変わらず携帯は光っていた。
昨日の夜から、また何通か来てるかもしれない。
けど、もういいや。
もう見たくない。知りたくない。
携帯の電源を切って、部屋の隅に放り出してうちを出た。

部活のとき、阿部君に怒られた。
メールはすぐ返せって。
一瞬、あのメールが頭をよぎった。
けど
阿部君のメールは部活のことだったらしい。当たり前だけど。
少しでも、阿部君のことを疑った。
オレは、なんてイヤなやつなんだろう。