>>339 バケツの中にべとりと落ちたままのうんちに、お子様ランチの旗みたいに綿棒が刺さってる。それを黄色い液体が沈めていく。
オレの足は色んな人のおしっこと精液でべとべとだった。
「こんなもんでいいか」「いーよもう。クサくてチンコ勃たねーよ」
あんだけ出しといてよく言うよって、別の誰かが呆れた声で笑った。
それじゃと間近で声がして、バケツの中身がぜんぶ、オレの頭の上にぶちまけられた。
雑巾で体を拭ってもきれいにはならなかった。
服を着るのは後回しにして、裸のままデッキブラシを使って鼻の曲がりそうな匂いのシャワールームを掃除する。
――コワイとか思って、ごめんね。
オレのせいで茶色く汚れたブラシに謝っても、返事はなかった。
終わり。