153 :
GW:
ヌコヌコ奥さんずっと待ってた 感涙した
wikiさんへ いつもお世話になってます。レスごとに1行改行お願いします。
「三橋!出かけんぞ!」
オレの一言で、三橋はピョーンという効果音をつけたいくらいの勢いで跳ね起きた。
洗濯が終わってから今の今まで、テレビの前でアイスの棒を齧りながら色気もなく寝そべってったってのに現金な奴だ。
「阿部君っ!で、でも、お、お金・・・とか、あっどこ・・・」
以前は田島がいなけりゃ理解不能なことを口走りながら、三橋は目を輝かせてオレを見てる。
何を言いたいのかは未だ理解不能だが、この場合は理解する必要なんてない。三橋が何を言おうとも、コイツに決定権なんかないんだから。
「ラブホ行くぞ。せっかくのゴールデンウィークにずっと家になんかいられるか」
オレと三橋は、3月に結婚した。
レストランでひっそり披露宴のようなことをして、続けて卒業旅行兼新婚旅行。
2月は引越しがあったし、コツコツと貯めていたオレらのバイト代はあっという間に飛んでいってしまった。
なので、このゴールデンウィークはどこにも行かずに家でのんびりする予定だったのだ。
が、しかし、せっかくの連休。
本当にじっと家にいるのは退屈過ぎる。オレだって一日くらいどこかへ行きたい。
それに、近頃は慣れない社会人生活がスタートしたおかげで、夜の生活がめっきりおろそかになってしまっていた。
シュンの野郎は先月だかに三橋をだまくらかして一発やったらしい。オレの許可もなく図々しい奴だ。
どうせならハメ撮りすりゃいいものをただヤっただけ。しかも、食べ物粗末にさせんなだかなんだか、訳のわからんイチャモンをつけてきた。あいつ最近調子乗ってやがる。
と、まぁシュンにクレーム付けられたからという訳ではないが、お仕置きしなければ三橋の奴が脹れるので、その晩早速折檻すべくスパンキングしたが、入社初日の夜だ。ケツ叩かれてイった三橋を残し、その晩は寝てしまった。
その後の日々も適当な愛撫と挿入だけの淡白なセックス。
新婚なのに、これではいかん。
と、言うわけで、今日はそんな不満を解消したいと思う。
オレのやり方で。