三橋「本当のおヤシロ様に、なれるかも!」

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299エスカレーション
前まではwiki参照よろしく。これだけ

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こうなったのは全て興味の所為にしてしまえば楽だった。
変なお守りに変な夢を見せられて、ホモセックスを疑似体験して、そして実際のホモセックスにも興味を持って。
多分、三橋だって同じだろう。どんなに三橋が馬鹿でも「セックスすっか?」「うん!」だなんて簡単に首を縦に振るような
貞操観念についてまでも馬鹿な人間ではないはずだ。オレと同じ興味。だから欲望が見せる幻と適当なる理由でも頷いたんだ。
経緯はとうであれ、オレと三橋は興味でついに常識とかモラルとかの垣根を越えてしまった。
いや、あの夢を見たときからもう垣根を越えてしまっていたのかもしれない。
「はぁ、あ…痛い…よお」
あの生々しい夢と違って実際の挿入はなんとも難しいものだった。ぎゅうぎゅうにしまっていて千切れそうだ。
夢の中じゃあんなにも容易く挿入できてぬっこぬこできたのに。少しばかり苛立ちを感じながらも、
痛みに涙を浮かべる三橋の竿を擦って、肛門に入る力を抜かせる。
「やぁあ、あ、阿部く」
「大丈夫。ゆっくり入れるから」
些か緩くなったそこへ慎重に腰を埋めた。根元までとはいかないがオレのムスコを収めた時、三橋は汗を浮かべ真っ赤な顔をしてオレをじっと見ていた。
きつい印象がまったくない釣り眼気味のでっかい目が薄い涙の膜をはり、喜色を漂わせている。
「は、はいった、ね」
「あぁ。入った」
痛くない?苦しくない?と様子を伺うと彼は口元を緩めて「ちょっとだけ」といいへへへと笑った。
かわいいじゃん。男心をどっか突っつかれたような、不思議な感覚。
こいつが女だったらよかったのにとかそういう言葉は一切浮かばなかった。
興味はオレ達に何をもたらしたのだろう。童貞喪失への道?(三橋にとっては処女?か?)
よく考えれば答えはすぐ見えそうだったけれども、オレは性欲に急かされるがまま、目の前の男を突き上げ始めた。