ファイル漁ってたら消えたと思ってたのが出てきたので投下。短いよ!
兄ちゃんのバッテリーが家に泊まりに来た時のことだった。
「シュンくん、しゅんくん……」
寝ている間に重度の金縛りに合ってしまいうんうん魘されていると真上から掠れた声が聞こえ、
まさか真冬に幽霊に遭遇するとは思わず冷や汗をかきながらそっと目を開けると、隣の部屋で寝ているはずの三橋さんがそこにいた。
俺の上に跨ってゆさゆさと身体を前後に揺らして、股間を俺に擦り付けている三橋さんは、はっはっと荒く息を吐いている。
「…何、してんすか…?」
「ん、んっ、シュンくん、ごめんなさ…ごめんなさい……」
「やめてください、三橋さん…オレ本当にそういうつもりは…」
「ごめんね、ごめんね、でもオレ…もぉガマンできなくって……」
ゆっくりと覆いかぶさり、股間の熱くなったものをゴリゴリ押し付けられる。
真っ赤な頬で涙目になりながら俺を見つめる三橋さんの顔は、兄ちゃんと話してた時のオドオドキョドキョドしてた顔とも、
球を握って兄ちゃんとキャッチボールをしていた時のどこか必死で楽しそうな顔とも違う。
投手の固い指先が俺のズボンの中に入り込み、いつの間にか熱くなりかけていた股間にそっと触れる。
「シュンちゃん、すごい、どくどく、してる。 おっきい、ね…ウヒ」
「三橋さん……、オ、オレ」
どう見ても年上だなんて思えなかったこの人の行動に、今や恐怖すら感じている俺がいた。
「大丈夫、だよ、オレに まかせ、て…?」
っていう夢を見た。
その後は三橋さんがでかい口でいやらしくフェラしてくれてるところでちょうど兄ちゃんが起こしやがったのだった。
夢は最初から夢で、実際の所兄ちゃんとそんなに親密な仲という訳でもないらしい三橋さんが家に泊まりに来ることなんてない。
あーあ、三橋さんが姉ちゃんだったらよかったのになあ。年上っていいよな!!おわり!