※11月カレンダーを参考にした
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1205853141/434,727 「西浦ーー、ファイ!」
花井の棒気味な掛け声と共に、皆がフェンスから走って飛び出していく。
「ファイ!」「オッ」「ファイ!」「オッ」「ファイト−!」
気がつけば 真ん中を走る三橋の回りを、さっきロッカー前で話していた田島・
花井・阿部・泉が取り囲むようにして列に並んでいた。
(な、なんか 近い…? 走り辛い…)
肘がぶつかる程の近距離でネチッこい視線を送られれば、流石に鈍感な三橋でも
違和感が生まれる。シャツで擦れ半立ちになった己の乳首を視姦されてる等とは
全く疑いもしないが、ハァハァと やけに煩い息遣いが聞こえれば、だんだんと
仲間の異変が気になってくる。
運動中に息が荒くなるのは当然だが どうもソレだけではない気がする。
特に阿部は昼間のトイレの件もあり、ただならぬ恐怖を感じる。