俺「お前漏らしたのかよきめぇwwwww」

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392ミホシ花とおはみは
「おはなし書いてくれてありがとう」なんて言われたら、
おいちゃん涙が止まらないよ。

前回迄はwiki参照

(2行開けて頂きたく)

オレが目を覚ますと、左手は阿部くんの手にまだ繋ってて、
視線を上に向けると、阿部くんと目があった。
「阿部くん、最後ケッコンだったね」
「あ゛? そうだったか?」
二人とも吹き出し、笑いだす。それはしばらく止まることがなかった。
右手に握ってた空の果物籠には、
「ごちそうさまでした」と書かれた紙切れがヒラヒラ揺れていた。
393ミホシ花とおはみは:2008/03/17(月) 08:08:01
>>392
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二人を見送ってから、おはみはは荷造りに取り掛かった。
「なぁ、もう行くのか?」
「うん、本星で赴任先まで決まったからね。
なかなか帰れないから、用事全部済ませちゃったよ。」

「寂しくなるな、じっちゃ生きてる間に一回は帰って来いよ。」
「うん」
「絶対だぞ、無理すんなよ!」
「うん…」
昨日まで旅だったので、荷物はそう無い。
「お、オレ泣かないっよっ!」
「おう! またな!」

おはみはを乗せた宇宙船は、だんだん小さくなり、やがて見えなくなった。
「バイバーイ」
「て、花? お前おはみはに着いてかねーのかよ!」
「オハミハ オオアワテ ワスレテタ ダカラミハシノソバニイク」
「しゃあねーな、届けてやんよ」
「アリガトウ オハタジ」
ミホシ花は葉をパタパタ揺らした。