三橋「沖くん、今はバイオバイタルってのが…」

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原作レイプ注意

ペリーが浦賀に来て少しも動揺しなかったのは薩摩藩だそうです。
なぜなら島津隆也はペリーが浦賀に来ることを予知していて江戸に兵を備えさせるぐらい準備をしていたからなのです。
さらに島津隆也はこの年の3ヶ月後に江戸の海岸線にオランダの新型の大砲を備え付けさせたそうです。
島津隆也は新しいオランダのものが大好きでした。
だからこういうことにいち早く対応出来たのでしょう。

さてその頃、廉姫は江戸にまだ慣れずにいました。
薩摩(鹿児島)はとても暖かい南国の国です。
だから江戸の冬は廉姫にとってはとても苦痛で寒さでいつも乳首がたっていました。
(さ、薩摩に帰りたい…!桜島が見たいよ…!)
その時百枝姫の女中が金の彫り物を施した重箱を廉姫に持ってきました。
「百枝姫さまからのお品です。」
蓋をとってみると可愛い白い鳥のお餅と黒いお萩がはいっていました。
(や、やはり、母上さまは俺のことを気遣ってくれているんだ…!)
しかしそばにいた女中が
「これは江戸の習わしです。廉姫さま。」
という説明を聞いて廉姫はがっかりしました。
(お、俺の…。本当の母上さまに会いたい…!)
こうして、廉姫の里を思う気持ちはますます強くなったのです。